コラム|広島市安佐南区西原で歯科をお探しの方は西原ひだまり歯科まで

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ゴールド(金合金)による修復治療【自費診療】【虫歯治療】【予防歯科】

皆さんこんにちは、西原ひだまり歯科です。

本日は歯科治療における修復材料のひとつ、「ゴールド(金合金)」について取り上げていきます。

ゴールドは古くから歯科治療に使われている材料で、過去には前歯に使用されていることもありました。

金を使ってきっちり治療するほど成功しているんだ・・・という意味合いもあったと聞きますが、さすがに今では前歯治療で金歯を希望される方はほぼ見なくなりました。

ただ、金という貴金属の特性は非常に優れており、現在でも修復材料の選択肢として用いられています。

ぜひ選択の際の参考にしてください。

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1.ゴールド(金合金)の特徴

ゴールド(金合金)は金の優れた特徴を利用した歯科用合金です。

金の優れた面は、酸に溶けず、ほぼ酸化せず(錆びず)、加工しやすく、伸びる性質を持ち、金属として利用しやすくしかも安定しているという特徴にあります。

ただ、噛むために使用するにはやや軟かすぎるために、一般的には金の含有率の高い合金を使用しています。

保険診療で使われる銀歯にも金は含まれていますが、保険用で金12%に対してゴールド(金合金)では70%以上と歴然とした差があります。

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2.ゴールド(金合金)修復のメリット

ジルコニア修復には以下のようなメリットがあります。

 ① 強度がある

 ② 適度に軟かく、天然歯に近いすり減り方をする

 ③ 材質の劣化が極めて少なくほぼ錆びないので、アレルギーの原因となりにくい

 ④ 伸びる性質があるため歯に対するフィットが最高で、隙間ができにくい

 ⑤ 隙間ができにくいので虫歯にもなりにくい

 ⑥ 耐久性が高く、修復物としての寿命が長い

歯科用金属の中では弱点が最も少なく、予防のためにも優れていることがわかります。

使用感も良く、耐久性も高いといわれています。

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3.ゴールド修復のデメリット

他の材料の例に漏れず、弱点もあります。

 ① 見た目!(金属なので)

 ② 費用が高額になりがち

こう見ると弱点は少ないと言えます。

見た目の弱点を補うため、前歯で使用する際には内側だけゴールドで(内冠と言います)、外側にセラミックを貼り付けたものを使用することもできます。

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4.当院取扱いのゴールド修復の種類と費用 ※2022.10.26現在

ジルコニアには健康保険が適用されないため、自由診療となります。

当院では治療内容によって以下のように費用を設定しています。

金の価格は変動しやすいため、社会情勢等により変動する可能性があります。

 ① 部分的な詰め物(ゴールドインレー)・・・1本あたり50,000円(税込55,000円)

 ② 奥歯の全体を覆う詰め物(ゴールドクラウン・臼歯)・・・1本あたり100,000円(税込110,000円)

 ③ 前歯の全体を覆う詰め物(ゴールド内冠メタルボンド・前歯)・・・1本あたり100,000円(税込110,000円)

 ④ 失った歯を含む複数の歯を連結したもの(ゴールドブリッジ)・・・応相談

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5.ゴールド修復のまとめ

ゴールドは古くから使われている材料で、生体に対して比較的安全な金属です。

また予防面や長期使用の観点からみても優れているため、安全で良質のものを長く使いたいという方にお勧めです。

興味を持たれた方は、ぜひお問い合わせください。