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顎関節症

ストレス?姿勢?かみしめ?顎関節症の原因になりやすい習慣とは~もしかして顎関節症?あごの違和感に気づいたら読むブログ【第2回:原因編①(生活習慣)】~

顎関節症は一つの原因で発症するのではなく、いくつかの要因が重なり合って症状を引き起こす「多因子疾患」と考えられています。その中でも、日常の癖や生活スタイルが深く関わっていることは少なくありません。「知らず知らずのうちにあごに負担をかけている」ことも多く、気づくだけでも予防や改善に大きくつながります。

前回は顎関節症についての基本的な知識をお話ししましたが、今回はその原因の中でも、見落とされがちな生活習慣に焦点を当ててご紹介します。

〇TCH(歯列接触癖)

TCHとは、「Tooth Contacting Habit」の略で、上下の歯を無意識に接触させる癖のことをいいます。通常、上下の歯は会話や咀嚼のとき以外はわずかに離れており、常に接触している状態は想定されていません。ところが、仕事中や家事中、緊張しているときなどに無意識に歯を軽くかみしめている人は多く、この状態が長時間続くことで、顎の筋肉や関節にじわじわと負担がかかってしまいます。

TCHは音が鳴るような歯ぎしりと違って気づきにくく、自覚していない方も少なくありません。ふとしたときに「今、歯が接触していないか?」と意識して確認してみるだけでも、自分の癖に気づく手がかりになります。

〇長時間のPC作業

デスクワークやスマートフォンの操作に集中していると、猫背になったり頭が前に出たりする「不良姿勢」になりがちです。このような姿勢が長時間続くと、首や肩、顎の筋肉に常に緊張がかかり、顎関節にも負担がかかります。

特に、頭が前に突き出した「ストレートネック」の状態では、下あごを後方に引くような力が働き、関節円板という顎関節内のクッション構造に悪影響を及ぼすと考えられています。

仕事や趣味などでパソコンやスマートフォンを使う時間が多い方は、こまめに休憩を取ることや、椅子や机の高さ、モニターの位置を見直して、できるだけ自然な姿勢を保つことが大切です。

〇頬杖やうつ伏せ寝

テレビを見ながら頬杖をついたり、うつ伏せで本を読んだりスマホを操作したりしていませんか? これらの習慣も、実は顎関節に大きな負担を与えています。頬杖は片方の顎を圧迫し、顎関節に左右非対称の力を加えます。うつ伏せ寝や横向き寝も同様で、顔の片側に偏った圧力がかかり続けることで、顎の動きのバランスを崩しやすくなります。

このような力は弱いように思えますが、長時間・日常的に続くことで、顎関節の位置や関節内の組織に微細なストレスが蓄積され、やがて顎関節症の引き金になることがあります。

〇緊張や集中の癖

緊張したときや集中しているとき、知らず知らずのうちに歯を食いしばっていませんか? 「頑張っている証拠」とも思えるこのかみしめの癖は、顎周辺の筋肉を過剰に緊張させ、慢性的な筋疲労や関節のズレを引き起こす原因になります。

特に現代人は、仕事や学校、家庭などでストレスを感じる機会が多く、無意識のうちに「かみしめ」を習慣化している方も少なくありません。「ふと気づくと奥歯に力が入っている」という方は、要注意です。リラックスできる時間を意識的に作ることや、深呼吸、ストレッチなどのセルフケアも、こうした無意識のかみしめを和らげる助けになります。

〇まとめ

顎関節症の背景には、日々の何気ない習慣が関係していることがよくあります。TCHやかみしめ、悪い姿勢、頬杖など、「自分では気づきにくいけれど、確かにやっているかも」という行動があれば、まずはそれに気づくことが大切です。

気になる症状が続くようであれば、西原ひだまり歯科までお気軽にご相談ください。

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