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噛みしめ改善のための咬筋ボツリヌス治療 流れと注意点

歯ぎしりや食いしばりが強い方に対して、近年注目されているのが「咬筋ボツリヌス治療」です。咬筋とは、奥歯を噛みしめるときに使われる大きな筋肉で、この筋肉が過度に発達すると、顎関節への負担や歯のすり減り、肩こりなどを引き起こすだけでなく、フェイスラインが四角く張って見える原因にもなります。そこでボツリヌス毒素製剤を注射し、筋肉の過剰な働きを抑えることで、症状の改善とともに見た目にも変化が期待できるのです。

今回は、咬筋ボツリヌス治療の流れと注意点について解説します。

〇咬筋ボツリヌス治療の流れ

1. カウンセリング

まずはカウンセリングから始まります。現在の症状や噛みしめの強さ、歯や顎関節の状態、治療に対する希望を丁寧に確認します。ボツリヌス治療のメリットとともに、効果の持続期間や副作用リスクについても説明を受け、納得したうえで施術へ進みます。

2. 施術

実際の注射は、両側の咬筋に細い針で数か所に分けて薬剤を注入します。施術時間は10分程度と短く、麻酔を使わないケースが多いため、終了後すぐに帰宅できます。注射後は軽い腫れや赤みが出る場合がありますが、数日で自然に落ち着くことがほとんどです。

3. 効果の持続

効果は早ければ数日、通常は2週間ほどで現れます。咬筋の働きが徐々に抑えられ、噛みしめが軽減されるのを実感できるでしょう。効果の持続期間はおおよそ3~6か月とされており、繰り返し治療を受けることで、咬筋の肥大が和らぎ、より長期的な改善につながるケースもあります。

〇施術後の注意点

治療直後から普段通りの生活は可能ですが、いくつかの注意点があります。

・一時的な噛みにくさ
筋肉の働きを抑えるため、治療後しばらくは「硬いものが噛みにくい」と感じることがあります。ただし、日常生活に支障をきたすほど強いものではなく、多くは数週間で慣れていきます。

・副作用リスク
注射部位に内出血や腫れが出る場合があります。また、まれに薬剤が広がりすぎると笑顔のバランスが一時的に崩れることも報告されています。これらは時間の経過とともに改善するケースが大半ですが、医師の説明を十分に理解してから受けることが大切です。

・当日の行動制限
注射後は激しい運動や長時間の入浴、飲酒など血流を促進する行為は控えるように指導されます。これにより腫れや内出血を最小限に抑えられます。

〇効果が出やすい人・出にくい人

咬筋ボツリヌス治療は多くの人に効果が期待できますが、個人差があります。

・効果が出やすい人
強い噛みしめや歯ぎしりの習慣がある方、咬筋が発達してエラの張りが気になる方は、比較的効果を実感しやすいとされています。

・効果が出にくい人
筋肉の発達が軽度な方や、そもそも咬筋以外の要因(骨格の形や脂肪の付き方など)でフェイスラインが気になる方は、効果が限られる場合があります。その場合は、ほかの治療法を組み合わせることが検討されます。

〇副次的な効果としてのフェイスラインの変化

本来は噛みしめの改善を目的とした治療ですが、結果として咬筋がスリムになり、フェイスラインがすっきり見えることもあります。特にエラの張りが気になる方にとっては、小顔効果を実感するケースも少なくありません。ただし、これはあくまで副次的な効果であり、美容目的だけで受けるのではなく、機能改善を第一に考えることが重要です。

〇まとめ

咬筋ボツリヌス治療は、強い噛みしめや歯ぎしりによるトラブルを軽減できる有効な方法です。シンプルなステップで治療時間も短く、日常生活への影響も少ないのが特徴です。ただし一時的な噛みにくさや副作用の可能性があるため、説明をしっかり受けてから臨むことが大切です。実際に治療を受けるイメージを持ちながら、自分に合った方法かどうかを検討してみましょう。

気になる症状が続くようであれば、西原ひだまり歯科までお気軽にご相談ください。

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