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【広島市安佐南区の小児歯科】子どもの口臭の原因は?対策方法についても解説!
皆さん、こんにちは。
広島市安佐南区の歯医者【西原ひだまり歯科】です。
お子さんのお口から、独特のにおいがすると気になりますよね。
一時的であればよいのですが、常ににおう場合は、病気ではないかと心配になることもあるでしょう。
今回のコラムでは、子どもの口臭の原因と対策方法について解説します。
子どもの口臭の原因
一般的に口臭の原因は、舌苔(ぜったい)と歯周病によるものが多いとされています。
では、子どもの口臭の主な原因は、何なのでしょうか。
(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「口臭の治療・予防」より) >
口呼吸
子どもの口臭は、口呼吸によるものがほとんどです。
歯並びによって口が閉じづらかったり、鼻炎やアレルギーで鼻が詰まったりすると、口呼吸になりがちです。
お口の中が乾燥すると、菌が増殖しやすくなり、においが生じます。
不十分な歯磨き
不十分な歯磨きで磨き残しが増えてしまうと、細菌のかたまりである歯垢からにおいが生じます。
また、磨き残しによって、むし歯や歯周病が進行し、お口の中の環境が悪化して口臭になることもあります。
胃腸の不調・糖尿病など
一時的に風邪などで胃腸が弱っているときや、糖尿病などの病気が原因になることもあります。
必要に応じて、専門機関を受診しましょう。
ストレス
ストレスを強く感じると唾液の分泌が少なくなり、お口の中が乾燥して口臭が生じるといわれています。
お子さんの様子を観察して、ストレスを軽減することが大切です。
口臭の対策方法
子どもの口臭対策を4つご紹介します。
1.丁寧な歯磨き
磨き残しによる口臭を防ぐために、毎食後丁寧に歯を磨くようにしましょう。
特にお子さんが幼い場合は、保護者の方が仕上げ磨きをしてあげると効果的です。
2.鼻呼吸ができるようにサポートする
口呼吸をしているお子さんは、口周りの筋肉が弱い傾向にあります。
そのため、ガムを使ったトレーニングや「あ、い、う、べ」と大きく口を動かす「あいうべ体操」などを行い、お口周りの筋肉を鍛えることが大切です。
また、口呼吸の原因となる鼻炎や歯並びの改善も行うとよいでしょう。
3.食事をよく噛む
食事をよく噛むことで、唾液が分泌されます。
具材を小さくしすぎたり、やわらかいメニューが多かったりするとよく噛む習慣が身につかないので、具材の大きさや固さを工夫してみてください。
4.定期検診
歯科で磨き残しの除去やむし歯や歯周病の早期発見・早期治療を行うことも、口臭対策につながります。
症状が出てから受診するのではなく、予防として検診を受けるようにしましょう。
子どものお口のお悩みは小児歯科に相談しよう
口臭はデリケートな問題です。
お子さんの気持ちに寄り添いながら、改善していきましょう。
広島市安佐南区の歯医者【西原ひだまり歯科】では、歯科医院に苦手意識をもたないように、お子さんに合わせてやさしく治療を進めます。
また、管理栄養士が在籍しているため、お子さんの食事や栄養についての悩みも相談いただけます(毎週月曜午後のみ)。
ご予約は、便利なインターネット予約(24時間対応)がございますので、ぜひご活用ください。