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顎関節症

食事中にあごが痛い・疲れるのはなぜ?顎関節症のサインかもしれません

普段はあまり意識しませんが、私たちのあごは1日に何千回も動いています。朝食のトーストを噛むとき、昼食で会話をしながら食事をするとき、夕食後に笑ったりあくびをしたりするとき。あごの関節や筋肉は休むことなく働いています。そのため、あごに負担が蓄積すると、最初は「なんとなく疲れる」という小さな違和感として現れることがあります。特に40代以降は、歯の状態や噛み合わせの変化、日常的な食いしばりなどが積み重なり、あごに負担がかかりやすくなる年代でもあります。

今回は、食事中にあごが痛くなったり疲れたりする原因と、顎関節症との関係について詳しくご紹介します。

〇「噛む」という動作は意外とハードな運動

食事をするとき、あごの関節だけが動いているわけではありません。頬やこめかみの筋肉、首周りの筋肉などが連携しながら働いています。そのため、どこか一か所に負担が集中すると、食事中に疲労感や痛みとして現れることがあります。特に硬い食べ物を食べたときや長時間の食事の際に症状が出る場合は、あごの機能に何らかの問題が起きている可能性があります。

〇顎関節症の原因はひとつではありません

顎関節症は、ひとつの原因だけで起こる病気ではありません。近年では、さまざまな要因が重なって発症すると考えられています。

・食いしばり・歯ぎしり
最も多い原因のひとつが、食いしばりや歯ぎしりです。寝ている間だけでなく、仕事中や家事中など無意識のうちに歯を強く噛み締めている方も少なくありません。強い力が繰り返しかかることで、あごの関節や筋肉に負担が蓄積していきます。

・ストレス
ストレスが続くと、無意識に食いしばりが増えることがあります。特に責任のある仕事や家事、介護などを担う世代では、知らず知らずのうちにあごへ負担をかけていることがあります。

・噛み合わせの変化
歯の欠損や被せ物の不具合、歯並びの変化によって噛み合わせのバランスが崩れると、特定の筋肉や関節に負担が集中することがあります。

〇放置するとどうなる?

顎関節症は自然に改善することもありますが、放置することで症状が悪化するケースもあります。痛みが強くなったり、口が開きにくくなったりすると、食事そのものが苦痛になることもあります。また、あごだけでなく、頭痛や肩こり、首のこり、耳の違和感などにつながる場合もあります。「食事中だけだから大丈夫」と我慢せず、症状が続く場合は早めに相談することが大切です。

〇歯科医院でできること

顎関節症は歯科で相談できる症状です。まずはお口の状態や噛み合わせ、筋肉や関節の状態を確認し、原因を探ります。必要に応じて、

・生活習慣の改善指導
・食いしばりへの対策
・マウスピース(ナイトガード)の作製
・噛み合わせのチェック

などを行います。症状によっては、日常生活のちょっとした癖を改善するだけでも楽になることがあります。

〇まとめ

食事中にあごが痛い、疲れるという症状は、顎関節症のサインかもしれません。症状が軽いうちに対処することで、悪化を防ぎやすくなります。「最近あごが疲れやすい」「硬いものを噛むのがつらい」など気になる症状が続く方は、西原ひだまり歯科までお気軽にご相談ください。

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