コラムCOLUMN
皆さん、こんにちは。
広島市安佐南区の歯医者【西原ひだまり歯科】です。
子どもの生え始めた歯はやわらかく、生えてから2〜4年かけて十分な硬さになります。
(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「子供のむし歯の特徴と有病状況」より) >
そのため、大人よりもむし歯になりやすく、お口のケアを丁寧に行う必要があります。
今回のコラムでは、赤ちゃんの歯磨きはいつから始めるとよいのか、具体的な歯磨きの方法をお話します。
赤ちゃんの歯磨きはいつからか
歯ブラシを使った歯磨きは、基本的には乳歯が生え始めたころから行います。
生後6ヶ月〜9ヶ月ごろに、下の前歯から生えはじめることが多く、一本でも生え始めたら、乳歯ブラシを活用して磨くようにしましょう。
ただし、歯が生えていないときであっても、お口の中を清潔に保つ意識は必要です。
赤ちゃんの歯磨きの仕方
赤ちゃんの成長・発達に合わせた歯磨きの仕方を紹介します。
歯が生える前
授乳やミルクをあげた後は、指に湿らせたガーゼを巻いて、お口の中をぬぐいましょう。
スキンシップとして、頬やお口周りを優しく触れる経験を増やすことで、歯磨きをスムーズに行えるようになります。
乳歯の生え始め(1歳ごろまで)
最初は湿らせたガーゼや綿棒、市販の使い捨てシートを使ってお口をケアします。
まだ歯が生えていない歯ぐきも、ぬぐいましょう。
徐々に慣れてきたら、シリコン製の指歯ブラシ、ヘッドの小さい乳歯ブラシに移行します。
歯ブラシを使う際は、ゴシゴシと大きく動かすのではなく、小刻みに動かすようにしてください。
歯磨きを好きになってもらうために、おいしい味がする、赤ちゃん専用の歯磨き剤を使うのもおすすめです。
乳歯が生えそろうまで(1歳〜3歳ごろまで)
スプーンを持てるようになったら、自分で歯磨きができるように練習していきます。
最初は、歯ブラシを加えるところから始めていきましょう。
少しでも自分で歯磨きができたら、たくさん褒めてあげることがポイントです。
また、姿勢が不安定な時期なため、大人が目を離さないようにして、赤ちゃんの安全を守るようにしてください。
子どもが磨いた後は、保護者の方で仕上げ磨きを行いましょう。
膝の上で抱っこをするか、正座をした膝の上に子どもの頭を乗せて、仰向けに寝かせて行います。
歯垢がたまりやすい上の前歯の外側、奥歯のかみ合わせ、歯と歯の間を意識して磨きます。
子どものお口の健康を守るために小児歯科を受診しよう
お子さんの成長・発達に合わせて、歯磨きの仕方を工夫していきましょう。
広島市安佐南区の歯医者【西原ひだまり歯科】では、歯科医院に苦手意識をもたないように、お子さんに合わせてやさしく治療を進めます。
お口のことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
また、管理栄養士が在籍しているため、お子さんの食事や栄養についての悩みも相談いただけます(毎週月曜午後のみ)。
ご予約は、便利なインターネット予約(24時間対応)がございますので、ぜひご活用ください。