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歯並びや噛み合わせが原因のことも?顎関節症と咬合の関係~もしかして顎関節症?あごの違和感に気づいたら読むブログ【第3回:原因編②(歯並び・噛み合わせ)】~

顎関節症と聞くと、ストレスや生活習慣が影響する病気という印象をお持ちの方も多いかもしれません。しかし実は、歯並びや噛み合わせといった歯科的な要因も、顎関節症と深い関わりがあります。

今回は、歯並びや噛み合わせを原因とする顎関節症について詳しく解説します。

〇顎関節にかかる力と噛み合わせの関係

私たちがものを噛むとき、あごの関節(顎関節)には複雑な動きと圧力がかかります。本来であれば、上下の歯がバランスよく噛み合うことであごにかかる負担は分散され、筋肉や関節に過度なストレスはかかりません。しかし、歯並びが乱れていたり噛み合わせが偏っていたりすると、一部の歯に力が集中したり、関節に無理な動きが加わることがあります。このような状態が続くと、顎関節やその周辺の筋肉が疲労し、違和感や痛み、開閉のしにくさなどを引き起こす可能性があります。

〇不正咬合による影響

不正咬合とは、上下の歯の噛み合わせにズレがある状態を指します。

たとえば、

  • 前歯が噛み合わず開いている「開咬」
  • 上の歯より下の歯が前に出ている「反対咬合」
  • 噛むと左右のどちらかに偏る「交叉咬合」

など、さまざまなタイプがあります。

不正咬合があると、咀嚼運動のたびに関節に無理な動きが生じることになり、時間とともに顎関節への負担が大きくなります。特に、左右で噛む力に差があると片方の筋肉や関節ばかりが酷使され、慢性的な違和感や痛みの原因になることもあります。

〇補綴物(被せ物・詰め物)の不適合もリスクに

意外と見落とされやすいのが、被せ物や詰め物があごに与える影響です。たとえば、奥歯に入れた被せ物が高すぎたり、微妙に位置がずれていたりすると、上下の歯の接触バランスが崩れます。これにより、顎の動きがわずかにズレるようになり、結果的に関節にとって不自然な位置で開閉するクセがついてしまうことがあります。一見すると小さなズレでも、毎日の咀嚼や会話などの繰り返し動作が積み重なることで、顎関節に与える影響は決して小さくありません。

〇歯科でできる対応とは?

では、こうした歯科的な要因が関係している場合、どのような対処が可能なのでしょうか?

  • 噛み合わせのチェックと調整
    専用の機器や模型を使って、咬合のバランスを確認します。必要に応じて歯の高さを微調整したり、噛み合わせを整える治療を行います。
  • 補綴物の見直し
    古い詰め物や被せ物の精度に問題がある場合、再作製・再装着を行い、より自然な咬合を取り戻します。
  • 矯正治療の検討
    不正咬合が原因の場合、部分矯正や全体的な矯正治療を検討するケースもあります。

顎関節症の治療は、歯科医師が噛み合わせ全体を丁寧に診ることが重要です。気になる違和感がある場合は、早めに相談することをおすすめします。

〇まとめ

顎関節症の背景には、歯並びの状態や噛み合わせが関わっていることがあります。日常の中でじわじわと顎に影響を与え、気づいたときには違和感や痛みに変わっていることもあるため、気になる症状が続くようであれば、西原ひだまり歯科までお気軽にご相談ください。

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