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口臭の原因と一般的な誤解【予防歯科】【細菌のコントロール】【歯周病】
皆さん、こんにちは。
広島市安佐南区の歯医者【西原ひだまり歯科】です。
以前よりマスクを外す機会が増えたことにより、ご自身の口臭を気にされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、口臭の原因と口臭に関して一般的に誤解されている点についてお話していきます。
口臭の原因
口臭の原因は、歯周病などの口腔内のトラブルが原因になっていることもあります。その他に、以下のような原因が考えられます。
- 食生活
1日の中で起床時が1番口臭が強く、さらに朝食を摂らないと口臭が強くなるというデータがあります。よく噛むことで唾液の分泌量が増えるので、噛む回数が多くなるメニューを選んでください。また水分補給が不足していると、口の中が乾き、唾液の分泌量が減少してしまい、口臭の原因となります。水や麦茶などのカフェインが含まれていない飲み物がおすすめです。寒い時期は、夏ほど積極的に水分を摂らない方もいるかと思いますが、空気が乾燥している分口や喉も乾きやすいので、こまめに水分補給をしましょう。
- 喫煙
たばこにはさまざまな口臭の原因となる成分が含まれています。また、喫煙によって、歯周病が進行し間接的に口臭に繋がっている場合もあります。禁煙をすることが1番の口臭対策になりますが、難しい場合は、喫煙後口をゆすぐことや定期的に歯科医院にてクリーニングを受けるなど対策をしましょう。
- 口腔内の細菌
口腔内にはさまざまな細菌が常在しています。歯垢や舌苔、唾液中の細菌が、食べかすや口の中のはがれた粘膜などに含まれるたんぱく質を分解することにより、口臭が発生します。
口臭に関する誤解
口臭に関して多くの方が誤解している点をお話していきます。
- 口臭と健康問題の関連性
口臭は口腔内だけの問題だと思われている方も多いと思います。しかし、体調を崩して免疫力が低下することで、唾液の分泌量も低下し、自浄作用が弱まり口臭へと繋がるのです。このように、口臭はお口の中だけの問題ではなく、全身症状とも関連があります。
- 市販の口臭対策製品の効果について
市販の口臭対策の製品を使って口臭対策をしている方もいらっしゃるかと思います。口臭の原因が口内環境のトラブルにある場合、歯科医院にて口臭の原因を根本的に治療しなければ改善しないこともあるので注意が必要です。
口腔内の正しいケア方法
口臭予防に大切なことは、口腔内をできる限り清潔にしておくことです。そのためには、毎日のブラッシングを基本に、歯ブラシだけでは対応できない歯と歯のすきまなどはデンタルフロスを使用し、歯垢を取り除きましょう。また、セルフケアだけではどうしても落としきれない汚れは定期的な歯科検診とプロによるクリーニングを受けることが必要です。
まとめ
今回は、口臭の原因と一般的な誤解についてお話しました。口臭は、生活習慣を整え、口腔内を清潔に保つことで改善していくことが可能です。ご自身でのケアと歯科医院での定期検診やクリーニングを行うことで効果的に対策していきましょう。
口臭について来になる方は、ぜひ西原ひだまり歯科までご相談ください。
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