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【予防歯科】マウスウォッシュにはどんな効果がある?正しい使い方と注意点とは
皆さん、こんにちは。
広島市安佐南区の歯医者【西原ひだまり歯科】です。
お口のトラブルを予防できるマウスウォッシュは、とても便利なアイテムです。
しかし、正しい使い方をしないと効果が半減することがあります。
今回のコラムでは、マウスウォッシュの効果や正しい使い方、注意点についてお話しします。
マウスウォッシュの効果
マウスウォッシュは、お口の中の洗浄と消毒を目的とした液体です。
主に3つの効果が期待できます。
(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「歯みがきを助けるもの(電動歯ブラシ・歯磨剤・洗口液)」より) >
1.口臭予防
口臭の原因となる細菌の繁殖を抑制する成分が含まれるマウスウォッシュは、口臭予防が期待できます。
また、お口の中が乾燥すると口臭の原因になりますが、マウスウォッシュを使用することでドライマウス緩和にもつながります。
2.むし歯予防
歯垢を分解する成分や歯質を強化するフッ素などが含まれたマウスウォッシュは、むし歯予防をサポートしてくれます。
3.歯周病予防
殺菌効果や炎症を抑える作用、出血予防効果のある成分が含まれるマウスウォッシュは、歯周病予防も期待できます。
特に寝ている間は、お口の中が乾燥しやすく、歯周病菌が繁殖しやすいため、寝る前の使用がおすすめです。
正しい使い方と注意点
マウスウォッシュの正しい使い方と注意点をお伝えします。
⚫︎使い方
1.いつもどおり歯磨きをします。
2.マウスウォッシュを適量(10〜20ml程度)口に含み、20秒〜30秒間クチュクチュとすすぎます。
お口全体に行き渡らせることを意識しましょう。
3.マウスウォッシュを吐き出します。
このあと、再度水で口をすすぐ必要はありません。
また、殺菌効果を高めるために、使用後の30分間は飲食を控えてください。
⚫︎注意点
マウスウォッシュの使用回数は、1日2〜3回に留めましょう。
お口のなかには、必要な常在菌も存在しています。
必要な常在菌まで殺菌してしまわないように、過度な使用は控えてください。
むし歯や歯周病の予防に効果的なマウスウォッシュですが、歯磨きの
代わりにはなりません。
歯に付着した歯垢は、歯磨きでしっかりと落とすことが大切です。
また、マウスウォッシュは歯磨き前ではなく、歯磨き後に使用しましょう。
歯垢や舌苔(ぜったい)を落としてから使用した方が効果が高いです。
丁寧なケアでお口のトラブルを予防しよう
歯磨きをしっかりと行い、マウスウォッシュを活用してお口のトラブルを予防しましょう。
広島市安佐南区の歯医者【西原ひだまり歯科】では、患者さんのお口の状態・ご要望に合わせた歯ブラシや清掃補助グッズ・歯みがき粉などを提案いたします。
提案させていただいたものに関しては、受付窓口にてご購入いただけます。
また、当院はインターネット予約も受け付けております。
24時間対応していますので、ぜひご活用ください。